2005年08月23日

追想南米チリ;貞操観念

この国の離婚率は極めて高い、というよりきちんとした結婚をする例はあまり多くない。まず、宗教上の理由、つまりカソリックなので教会は離婚を認めておらず、これに法律も追従している。一方でラテン気質からお互いが我慢することをしないのでカップルはたちまちけんか別れという例が多い。離婚、というかカップル解消というか、その理由の原因の大半はお互いの浮気だ。まあ、やはり男性の浮気のほうが頻度は多いのだろうが女性はこれをまず許さない。というわけで離婚率は極めて高い。一説には初婚同士が最後まで連れ添うのは10%程度とも言われている。所帯維持に対する男性の責任感は薄く、大略は女性側が子供を引き取る例が多い。離婚時には相応の養育費などが契約されるが大体は踏み倒される、というかこれは別に養育費のみならず大概の商取引において後払いの費用を回収することは極めて困難である。取引は先取り、現物交換が旨とされる。というわけでもないだろうがこの国の女権は強く保護もされており、女性が働く職場が用意されている。更なる理由がある。やはり宗教上の理由だが、この国では堕胎が認められていない。いっぽうで先の理由から女性の妊娠頻度は高い。どうなるか、つまり3人いる子供のお父さんが全員別ということも珍しくはない。というわけで、堕胎は違法ということになるが、そこはそれ逃げ道があり違法堕胎を行う医者も探せばいる。つまり、あとは金次第と相成る。金次第ということになると大略は貧乏人のこの国で、用意できるのは富裕層、つまり貧乏人の子沢山というのがこの国の実情である。全員中流の少子化という日本とは好対照かしら。


posted by エスタカ at 10:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> 離婚時には相応の養育費などが契約されるが大体は踏み倒される
この点だけについては、日本も似たような状況のようです。きちんと約束どおり払い続ける元配偶者(ほとんどは男性?)は、全体の2割程度なんだとか。離婚の原因として経済的事情が多いらしいので、ない袖振れないという例も多く含まれているらしいということですが。
Posted by ぴぴ at 2006年06月05日 11:04
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